みなさんは、ご自身の血圧をご存じですか?
自覚症状がなくても、実は高血圧だった!!なんてことも珍しくないようです。
ご自身の血圧を把握することも、健康管理のひとつですね。
家庭用の血圧計も、種類が豊富で小さいものも増えている今、
手軽にご自宅で血圧測定が可能になりました。
そこで、血圧測定に適した時間・方法などを、紹介したいと思います。
■血圧はいつ測るのか
理想的な血圧測定時間は、毎日、朝・夕の2回です。
なるべく同じタイミングで測ることが大切。
朝:起床後、お手洗いを済ませて、お食事の前に測定する
夕:寝る前に数分安静にしてから測定する
(入浴や食事の直後は血圧に変動があると思われますので、避けたほうが良いです)
朝、夕2回が難しい場合は、どちらかでも構いません。
毎日同じタイミングで測ってみてください。
■どのように測るのか
血圧測定前は、数分座って安静にしてください。
上腕で測るタイプや、手首で測るタイプの血圧計がありますが、
どちらも、測る腕(圧力をかける所)と心臓(乳頭の位置)が同じ高さになるようにしてください。
■高血圧の基準
収縮期血圧 <140
拡張期血圧 <90
ただ、下記の値を超えると、正常高値とされ、特定保健指導ではリスクとしてカウントされますので、生活習慣を見直してみましょう。
収縮期血圧 <130
拡張期血圧 <85
■まとめ
血圧測定についてご紹介いたしました。
高血圧は、自覚症状のない場合も多く、危機感を感じないかもしれません。
しかしながら、脳血管疾患や、心臓疾患など、重篤な疾患と隣り合わせなのです。
血圧を把握することは、ご自身の健康を守ることにつながります。
血圧が高い方は、定期的な血圧測定をお勧めいたします。