更年期障害というと、閉経前後の女性のものと思われがちです。しかしながら、男性にも更年期障害による体調不良が起こるのです。
男性のイライラ、無気力、抑うつのような症状…もしかすると、ホルモンバランスが関係する更年期障害かもしれません。
更年期障害の原因や特徴
女性の更年期障害は、女性ホルモンのエストロゲンが加齢とともに減っていき、ホルモンバランスが崩れてくることで、自律神経が乱れてしまい、ホットフラッシュや、動悸、めまいのほか、様々な体調不良が現れます。
女性と同様に、男性も加齢とともに男性ホルモン(テストステロン)が減ってきます。ただし、男性の場合は減り方に個人差があるものの、緩やかな変化なために、更年期の症状が出にくいという特徴があります。
※男性は50代後半より、更年期の症状がでます。
男性ホルモンの減少に加えて、ストレスも関係しているといわれます。50代というと、忙しく働いておられるだけでなく、仕事での責任も増え、ストレス過多になりがちかと思います。また、仕事の忙しさから、睡眠不足傾向の方も多くおられるのではないでしょうか…。
このような生活習慣が、自律神経のバランスを崩す原因になります。そうすると、女性の更年期同様の症状が現れるのです。
どんな症状
更年期障害の症状として、以下のようなものがあります。
・イライラ
・動悸や息切れ
・疲労感(だるい)
・めまい
・(たとえ寝不足でも)寝られない
・頭痛
・物忘れ
・ほてり、汗をたくさんかく
※このほか、症状は多岐にわたります。
また、緊張状態や、うつ症状、不安感など精神的な症状も出ます。そのため、うつ病と勘違いしてしまうこともあるようです。
対策は?
ホルモンの注射や漢方薬など、症状を落ち着かせる方法があります。ホルモンバランスは、デリケートなものなので、専門医への受診がよろしいかと思います。
男女ともに、加齢による性ホルモンの減少は避けられない変化です…。
それに加えて、ストレスのかかる生活習慣は、症状を出やすくしてしまいます。ストレス過多は自律神経が乱れる要因になりますから、無理をなさらないようにしてくださいね。
『規則正しい生活を!』と言いたいところですが、難しい方も多いでしょう…。せめて、3食のお食事は、なるべく決まった時間に、バランスよく召し上がれるといいですね。そして、適度な運動はリフレッシュでき、ストレス解消に一役買うことができると思いますよ。
まとめ
更年期は、男性でも起こるということをご紹介いたしました。症状の現れる年齢は女性よりも遅く、50代半から。
なんとなく、だるい・やる気が出ない・イライラするなど、いつもと違うと感じたときには、一度、医療機関でご相談なさってはいかがでしょう。
もしも症状が出ている場合、その症状を我慢しすぎるのは、大変辛いことです。ご自身のお身体をいたわってあげてくださいね。
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