令和初の確定申告が始まりました!
テレビなどでも大きく取り上げられて、話題になっているのがスマホで確定申告ができること!!
すんなりできる方もいると思うのですが…
私の場合は…実際やってみたら…結構時間がかかってしまいました。
確定申告用のアプリの口コミを見ても、「できなかった」「わかりにくい」というものが見られます。
その気持ち、よくわかります…
まず、マイナンバーカードを使ってのログイン回数が多すぎ!
通常、どんな作業でも大体1回ログインすればできませんか?何回ログイン(読み取り)すんの?とツッコミたくなります。
それからネットで何かしらの登録するときって【次へ】で、進んでいくと説明書なしでもできる場合が多いですよね⁉
その期待を大いに裏切るのが、スマホで確定申告なんです!
説明書きを見なければ、よくわかりません!
その理由は、同じような画面に戻るところがあり、ちゃんと進んでいるのか?自分の操作は正解なのか?間違えて前の画面に戻っちゃったのか?よくわからないというのが素直な感想です。
いったいどんなものか、逆に試してみたくなったんじゃないでしょうか(笑)
最初のところがややこしいですけど、峠を越えれば【次へ】で進むことのできるわかりやすい画面にたどり着きます。
コロナウイルス騒ぎで外出を控えておられる方も多いでしょう。自宅で確定申告ができれば便利なのは確かですから、試してみられてはいかがでしょうか。
私がつまづいたところを中心にシェアしたいと思います。
スマホで確定申告の流れ
スマホで確定申告するには、簡単にしたの通り5つのプロセスがあります。
1、確定申告に必要なアプリを2つダウンロードする
2、マイナポータルの設定
3、国税電子申告・納税システム(e-Tax)とマイナポータルを連携〔つなぐ〕
4、確定申告書類の作成
5、確定申告書類に署名を付けて送信
1、確定申告に必要なアプリを2つダウンロードする
スマホで確定申告するためには2つのアプリをダウンロードするところから始まります。
■マイナポータルアプリ
■e-Taxアプリ
まず国税庁のホームページから、確定申告のページにいきます。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kakutei.htm
ピンクのところ[確定申告書等の作成はこちら]をタップ
[作成開始]をタップ
確定申告に必要な2つのアプリをダウンロードします。
[マイナンバー方式]にチェックを入れて、[次へ]
2つのアプリをダウンロードします。
2、マイナポータルの設定
アプリをダウンロードした画面を下の方にスクロールします。
[マイナポータルへ移動した後の操作方法はこちら]をタップすると、画像付きでその後の操作が書いてあります。下のURLで直接アクセスできます。
※確定申告に使うスマホ以外の端末があれば、その別の端末で下のURLにアクセスして、説明画像を表示しながらスマホで確定申告の作業をすると、迷うことなく進めると思います。
https://www.keisan.nta.go.jp/r1yokuaru_sp/socat1/scid0193.html
★このセクションは上のURLの遷移先である説明画像の
STEP1~4です
[マイナンバーカードでログイン]をタップ
マイナンバーカードを作る時に、数字4桁のパスワードを登録したと思います。これを入力。
[読み取り開始]をタップしてマイナンバーカードの上にスマホを置きます。
読み取り開始失敗することもありましたので、何度かトライしてください!
この表示になれば、1回目のマイナンバーカードでのログインが終わり。(マイナンバーカードの読み取り1回目)
※このようなマイナンバーカードの読み取りが何度も必要です。
これで、【マイナポータル】にログインできたわけです。
ログイン後は、メールアドレスを登録して、利用規約に同意することで、マイナポータルへの登録が完了です。
そもそも…マイナポータルって何???
多くの方がそのように思っていると思います。
下に、内閣府のマイナポータルのページのURLを載せましたので、読んでみてください。
マイナポータルは、政府が運営するオンラインサービスです。子育てや介護をはじめとする行政手続がワンストップでできたり、行政機関からのお知らせを確認できたりします。
https://www.cao.go.jp/bangouseido/myna/index.html
3、国税電子申告・納税システム(e-Tax)とマイナポータルを連携〔つなぐ〕
次に、e-Taxとマイナポータルを連携する作業です。
★このセクションは説明画像の STEP5~17です
先に張り付けてあるURLの遷移先である説明画像を見ていただくとわかりますが、 STEP9から13にかけて、立て続けに2回マイナンバーカードを読み取るんです。
多すぎないですか?(笑)
『え、またログイン??』と不慣れな私は、戸惑いました。
2回目は情報を読み取る悪徳詐欺の画像なんじゃ…と思ったりしたものです。(疑いすぎ)
(マイナンバーカードの読み取り3回目)
マイナンバーカードの暗証番号の入力は、別途1回発生しています。
ここまでできれば、峠は越えたと思ってOK。
4、申告書の作成
説明画像の STEP18~19の通りに、タップして申告書の作成に進みます。
が…STEP19の画像って、この記事の2番目に乗せている写真と同じに見えませんか??多分同じ。
なんか、おんなじ所に戻っちゃうと、1からやり直しか??と心配になるのは、私だけかもしれませんが…。
安心してください!進んでますよ!!
次のページも見覚えがありますが、【マイナンバー方式】にチェックを入れると、令和元年分の申告かの確認など、【次へ】との間に質問事項が表示されます。
ここからは、[はい/いいえ]を選択する質問と、申告する書類(源泉徴収票・保険や年金の証明・iDeCo・ふるさと納税など)の金額を入力していくだけです。
ここはわかりやすいと思います。
還付金の受け取り口座を入力したら申告書作成は終わり。(お給料で相殺することもできるようです)
5、確定申告書類に署名を付けて送信
申告書を作成後は、送信するのですが、その前に署名を付けないといけません。
署名???
ここでまた、マイナンバーカードの出番です。
マイナンバーカードを読み取ることで、申告書のデータに署名を付けられるようです。
これが本当に最後のマイナンバーカードの読み取りです。
署名を付けたら、データを保存&印刷します。印刷して自宅に保管しておかないといけないようです。
ご自宅にプリンタがない場合は、コンビニなどの複合機で印刷を出すこともできます。
まとめ
今回は、愚痴っぽい記事になりましたが、長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。
結果的にはスマホで確定申告ができるって、非常に便利でした。
ただ、やっぱりマイナポータルの設定や、e-Taxとマイナポータルを連携する作業の、事前準備が長いし、ややこしい…。
そして、なんといっても、マイナンバーカード読み取りすぎ!!(私もしつこい 笑)
まあ、必要なんでしょう…。
また最後も愚痴になっちゃって、スミマセン。
みなさんも、試してみてください。