6月4日~10日は【 歯と口の健康週間 】です。
1928年に、6月4日を「虫歯予防デー」としたのが始まりです。
以前は 「歯の衛生週間」という名称でしたが、2013年から歯と口の健康週間に変更されています。この名称変更は厚生労働省のホームページでも、発表されています。
「歯と口の健康週間」を、日ごろの歯磨きを見直したり、ご自身の口の中を考えるきっかけにしたいですね。
歯ブラシの寿命
毎日、歯磨きをしていると思います。その歯ブラシはどのくらいで交換していますか。ブラシが開いてしまっては、せっかく歯磨きをしても、歯垢が落としきれません。
1か月に1回は歯ブラシを交換するというのが目安だそうです。1か月たっていなくても、歯ブラシが開いてしまったら、交換しましょう。
実は、よく水気を切って乾燥していたとしても、歯ブラシの根本には雑菌が繁殖しやすいそうです…。
それもあり、定期的な歯ブラシ交換が必要なのですね。
歯の磨き方
歯磨きは、弱い力で大丈夫です。ゴシゴシ力強くこする必要はありません。弱い力で、一本ずつ丁寧に磨いていきましょう。
歯と歯茎の間が、歯垢がたまりやすいといわれますので、意識して磨いてください。
※力強く磨きすぎると、知覚過敏になったり、歯茎に傷をつけてしまったり、歯のエナメル質がはがれてしまう可能性もあります。歯磨きの強さも、気にしてみてくださいね。
それから、歯ブラシだけでは歯垢が落としきれないんです。表面はツルツルになっていても、歯と歯の間、歯茎との境目の歯垢は落としきれていないことが多いです。
そこで、歯間ブラシや、フロスが活躍します。これらを使用して、歯ブラシの届きにくい細かいところまでケアしていきたいですね。
定期的に歯医者さんでメンテナンス
半年に1回は歯医者さんで、歯の様子をチェックしてもらうのが理想的です。
実は、虫歯になってしまっても初期段階では痛みは感じません。逆に言うと、痛みを感じるようになったら、かなり進行している可能性大!!
虫歯になると冷たいものがしみるというイメージがありますよね。虫歯が進行すると、熱いものでも痛みを感じるようになってきます。(そうなると、かなり虫歯が進行しているかもしれません)
虫歯治療で使用する「銀歯」これも寿命があるんです。歯医者さんで伺ったのですが…長くても5年ほどで交換したほうが良いとのこと…。
もっと長い間つけっぱなしという方もおられるのではないでしょうか。銀歯を歯にはめ込むときに、セメントのようなもので接着するそうですが、その接着材がもろくなってきて、歯と銀歯の間に隙間ができてしまい、そこから虫歯になってしまうとのことです。外見ではわからなくても、銀歯をとってみると虫歯になっているなんてこともあるようです。
セラミックは、見た目が美しいだけでなく、耐久性もあります。ただ、金額はかなり違ってくるので、歯医者さんと相談してご自身に合う治療法を選んでくださいね。
虫歯はほっといても治りません。
初期段階で治療ができれば、治療痕も小さくて済みます。定期健診で診てもらい、早めの治療を心掛けたいものです。
この、「歯と口の健康週間」にご自身の歯と口の中をチェックしてみませんか?