フランスにあるモンサンミッシェルは、皆さん一度は訪れてみたい世界遺産のひとつではないでしょうか。
世界中からの観光客で大人気のモンサンミッシェル。見どころがたくさんありますのでご紹介いたします。
行き方
今回は、オプショナルのバスツアーで行きました。パリ発の日帰り観光です。
日本人のガイドさんとバスに乗っていきました。バスは満員御礼。さすが人気の世界遺産です。
道路の渋滞の状況にもよりますが、パリからバスで3~4時間かかります。
遠くにモンサンミッシェルが見えてきたときには、テンションが上がりました!
レ・ギャルリー・ドゥ・モンサンミッシェル 到着
モンサンミッシェルの対岸にあるスーパーマーケット(お土産物屋さんって雰囲気です)、レ・ギャルリー・ドゥ・モンサンミッシェルです。観光のバスはここまで。
この建物の中に、モンサンミッシェルの結婚承認証と婚姻届けが、もらえる「ウェディングコンシェルジュ」が あります。
世界遺産に婚姻届けを提出できるなんて、素敵ですよね。後ほど、詳しくご紹介いたします。お楽しみに~
無料のシャトルバスに乗車
私の参加したツアーは途中で他のところにも立ち寄るツアーだったため、スーパーマーケットに到着したのは午後3時半ごろでした。
ここから、モンサンミッシェルは2㎞ほど先にあります。歩いていくか、無料のシャトルバスに乗っていくかどちらかです。
歩いていくと、20~30分くらいだそうです。
私は、無料バスに乗ることにしました。四角いフォルムが特徴的な、シャトルバスが複数走っており、15分間隔(混雑状況により変わります)で運行しています。
スーパーの前にバス停があります。モンサンミッシェルの手前にもう1つバス停がありました。間違えてそこで降りずに、終点まで乗っていきます。終点のモンサンミッシェルまで、5分くらいだったかなと思います。
観光客が多くて、ぎゅーぎゅーでした。通勤ラッシュ時の山手線くらい…。
時間がもったいないので、混雑していても頑張ってバスに乗り込むようにと、ガイドさんがおっしゃっていました。
観光地は特に荷物には気を付けてください…。
モンサンミッシェル修道院見学
いよいよモンサンミッシェル修道院に入場します。
近くで見ると、かなりの迫力がありますね。午後4時頃だと思います。まだ海の水は引いています。
夜のライトアップはこんな感じです。とても美しい!!
すでに潮が満ちて、モンサンミッシェルが海に浮かんでいるかのようです。
この日は特別混雑していたようで、警察官が街に入る人の列を交通整理していました。混雑状況によって、街への入り方が変わるようですが、観光客が多くみんな同じ方向に歩いていきますから、迷うことはありません。
それでは、さっそくモンサンミッシェル修道院へ入っていきたいと思います。修道院入り口です。
入口を入るといろんな模型が展示されています。
西のテラス
大階段を登ると、視界が開けます。
修道院の3階部分にある、西のテラスです。修道院の見学はここから1階に向かい降りていきながら見て回ります。
教会の正面に位置するテラスですが、以前はここも教会だったそうです。段差や形から昔の教会の名残が感じられます。
よく見ると、敷き詰めてある石にいろんなマークがついているのがわかります。これは、修道院建設当時、石を運んだ職人が自分が運んだ石がわかるようにマークを付けたんだそうです。
修道院付属教会
教会内部はこんな感じです。光が入って明るいです。
回廊
続いては回廊です。回廊に入る手前で、説明が書いてありました。ありがたいことに日本語が書いてあります!
中庭を囲むように作られたこの回廊は、修道僧の瞑想や祈りの場となっていたそうです。
柱が二重になっているのですが、細かい装飾が施されて美しいです。
食堂
修道僧たちが食事をした場所です。
小さな窓がたくさんあります。
貴賓室
3階の食堂から階段を下りると、食堂の下にあるのが貴賓室です。天井が高く、広々として美し空間です。
サン・マルタン礼拝堂
ロマネスク様式の礼拝堂です。
大車輪
荷物を運ぶために使われていたそうです。
大車輪の横から、外の景色を見ることができます。写真中央の橋のようになっている道が、シャトルバスで走ってきた道です。夕方になると、潮が満ちてきます。
サン・テティエンヌ礼拝堂
死者のために作られた礼拝堂だそうです。
散策の間
修道僧が生活していたところです。
騎士の間
修道僧の仕事部屋として使われていたそうです。
写真の左上あたりにあるのが暖炉。
スーベニアショップと出口
階段を下りていくと、スーベニアショップがあります。ここは、昔は貧しい人たちに食事を提供する場所だったんだとか。
ただ、写真は撮り忘れてしまいました…。スミマセン。
スーベニアショップには聖ミカエル像があります。見つけてみてください。
そして出口はこんな感じです↓↓
修道院の見学はここで終わりですが、この後は、街の散策に行きましょう。
サン・ピエール教会
入口に立つのは、ジャンヌダルクの像です。
参道「グランド・リュ」
参道(グランド・リュ)には、お土産屋さんやレストラン・軽食屋さんなどたくさんのお店が並んでいます。この日は観光客も多く、ゆっくり見られる感じではありませんでした…。
ちなみにレストランは、ディナータイムは18時半または19時からというところが多いようです。
ツアーで行かれる場合には、集合時間によってはレストランで夕食を食べるのは難しいかもしれません…。軽食が食べられそうなところは、ところどころありましたよ。
さて、モンサンミッシェルと言えば一番有名なのが 、ラ・メール・プラール(la mere poulard)のオムレツかと思います。赤い屋根と看板が目印。
超有名店ですから、常に混雑しています。
ラ・メール・プラール での食事を希望される場合は、事前予約がいいと思います。調べてみましたが、オプショナルツアーの予約サイトでも食事のみの予約が可能です。ランチは11時~、ディナータイムは18:30~。
まとめ
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。モンサンミッシェルは数ある世界遺産の中でも、トップクラスの美しさだと思いました。
その分人気もすごくて、大勢の観光客でにぎわっています。
パリから少し離れていますが、日本語ガイドの1日観光のオプショナルツアーが出ていますから、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
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