アンネの日記を書いたアンネフランクが、「隠れ家」として家族と住んだ家が、今も保存されていて、見学することができるのです。
オランダのアムステルダムにある、アンネフランクの家を見学してきましたのでご紹介いたします。
アンネフランクの家
アンネフランクの家はアムステルダムの旧市街運の河沿いにあります。今も、昔のままの建物が保存されています。
こちらで2年もの間隠れるようにして、暮らしていたのですね…。
以前使っていたであろう、入り口です。今ではここからは出入りしません。写真の右の方に別の入口が作られていて、そちらから見学に入ることになります。
見学のための入口
新しくて、立派な入口があります。チケットはあらかじめインターネットで購入しておいてもらいました。
チケット購入時に、入場時間も指定します。
とても人気のミュージアムで、混雑しているので、入場時間を守って集合しないといけません。私が伺った日も、多くの方が外で待っていました。
時間ピッタリに係の人に案内されて、中に入れます。
音声ガイド
中が狭いので、大きい荷物や上着は預けることもできます。
そして、音声ガイドを貸していただきました。ありがたいことに、日本語の音声ガイドがあります。
スタッフが近くにいますから、「ジャパニーズ」といえばOK。
音声ガイドを首にかけて、さっそく見学スタートです。
内部の撮影は禁止
ここからはカメラ撮影はできないとのこと…写真がなくてスミマセン。
非常に狭い階段を登って見学していきます。
所々、壁に音声ガイドのマークと番号がついています。そこに音声ガイドをかざすと、その部屋の説明が始まります。音声ガイドを耳に近づけて、説明を聞きました。
はじめに、隠し扉の前に作られた大きな本棚を見ることになります。
当たり前ですが…アンネの日記の通りで、それを見ることができたなんて感激です。
2階と3階に住んでいたそうです。
どの階段も狭く感じました。各部屋はコンパクトでしたが、きちんと生活空間が整っていました。
アンネが実際に住んでいたと思うと、不思議な感覚になります。食卓やキッチンなどもそのまま保存されています。
アンネ達が隠れ家で生活している間、食料調達などで手助けしていた仲間たちが、当時のことを語っている映像を見ることができます。
どのような気持ちで隠れ家での生活を手助けしていたのか、
アンネ達はどのように隠れ家で過ごしていたのか、
また強制収容所に移送されてからのアンネことなど…
聞いていると、悲しい気持ちにもなりました。
なぜ、優秀な少女アンネフランクが15歳までしか生きられなかったのか…考えさせられました。
このことから学び、今後同じことを繰り返さないために、このミュージアムは保存し続ける必要があるのでしょう…。
実際にアンネの生活していた空間は、想像以上に考えるきっかけをくれました。
アムステルダムの旅行記を他にもご紹介していますので、良ければ見てみてください。
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